交通事故による手のしびれ

　交通事故で受ける衝撃は、普段生活する中ではあり得ないほどの大きなものです。

　信号待ちなどで後ろから追突された場合、その衝撃を一番に受けるのは首であり、首の骨の並びに歪みが生じてしまうこともあります。

　首には、身体の中で重要な神経が通っており、歪みが生じることで神経が圧迫され、ひどければ損傷につながります。

　首を通る神経は肩から手指にまで伸びているため、圧迫されることにより、その支配領域となる手にしびれが生じるのです。

　直接事故でぶつけたわけでもないのに手がしびれるという場合は、安静にしておけば自然と良くなるだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

　ですが、何もしないままでいると、物に触ってもその感覚が分かりにくくなったり手足の力が入りづらくなったりと、改善がより難しい状態にまで悪化してしまうおそれがあります。

　早期に施術を受けることで、根本的に改善できる可能性が高くなる他、より短期で改善できる可能性が高くなります。

　首を含めてお身体に歪みが生じている場合は、骨格の調整を行います。

　首周辺の筋肉が凝り固まってしまっていることが神経圧迫の原因になっている場合は、あん法などによって血流を促進させ、凝りをほぐしていきます。

　その他、早期改善のため、訓練機を使用して傷ついた筋肉などの修復を目指します。

　しびれを再発させないため、お一人おひとりのお身体の状態をしっかりと把握し、それに合った施術を行いますので、交通事故に遭ってから手がしびれるという方は、当院までお気軽にご相談いただければと思います。

　施術や訓練機などは、無理のない範囲で行いますので、ご安心ください。